こんにちは、カリフォルニア在住のひっきーままです。
アメリカでは夏休みの終わりに近づくと、あちこちで「Back to School」という言葉を耳にします。
文字通り「学校に戻るよ!」という意味で、この時期は親も子供も新学期の準備に忙しくなります。
私も毎年子供達と「これある?」「あれ買わなくっちゃね!」と買い物リスト片手に Back to School Shopping をしています!
この記事では、はじめてアメリカで新学期をむかえるあなたにむけて、新学年の始まりと、それに伴う準備の全てをわかりやすく解説します!
「カバンは何を使うの?」「どんな文房具がいる?」など、学校で必要なもののチェックリストをもりこんだ、アメリカの学校生活をスムーズにスタートするためのお役立ちガイドです。
新しい学年を迎えた子供達と、楽しい学校生活の第一歩を踏み出しましょう!
- アメリカで新学期をむかえる子供がいる
- 新学期に向けて何をどう準備したらいいのかわからない
- Back to Schoolって何のことだか知りたい
私の子供達との体験をもとに、必要なものの選び方や準備のポイントを詳しく解説しますのでぜひ参考にしてくださいね!
Back to School って何?
夏休み明けの新学期は”新学年”のはじまり
アメリカでの「Back to School」は新学期をむかえる子供たちと親にとって、特別な意味を持っています。
なぜなら、アメリカでは夏休み明けの「Back to School」は単なる新学期ではなく、新しい学年の幕開けでもあるからです。
新しいクラスメート、新しい先生、そして新しい教室での学びの始まり。
そんな、ちょっと緊張しつつもワクワクする感覚はいつも新鮮なものです!
子供たちにとって新しいチャレンジの始まりに必要なのは、しっかりとした準備ですね。
学校から渡されるサプライリスト、お店の特設売り場で並ぶ学用品など、ひとつひとつが「Back to School」のための大事なアイテムなのです。
多くのアメリカの新学年は8月から始まる(9月とはかぎらない)
アメリカの新学期は9月から始まるとは限りません。
実は多くの学校が8月に新学期を迎えます。
私の子供たちが通うカリフォルニア州の公立小学校では8月10日ごろから始まります。
子供たちがスムーズに新しい学年を迎えられるように準備を進めましょう!
新学期に用意するもの
新学期にむけて、学校で必要なものはたくさんありますね。
ここでは毎年「Back to School Shopping」にリスト入りするアイテムや、小学校でよく使われる文房具などを一覧にしました。
クラスが始まってから新たに必要なものが出てくるかもしれませんが、学校が始まる前に一通りの準備をしておくことをおススメします。
多少の違いはあるにせよ、毎年必要なものはだいたい決まっているので、早めに準備したほうが安心できますよね!
これで完璧!チェックリスト
用意するものがたくさんあって、何から手をつければいいかわからない…そんなときに役立つチェックリストを作りました。これで準備は完ぺき!
アメリカの小学校で新学期に必要な主なアイテムはこちら!
項目ごとに解説しますね。
文房具
まずは学生になくてはならない文房具から。
たくさんあるように見えますが、多くのものはペンケースに入れてしまえます。
文房具はメーカー指定のものが必要なこともあります。
ここではうちの子の小学校で主に使われている、または指定されているメーカーを紹介します。
- 鉛筆 : Ticonderoga
- 消しゴム: Paper Mate Pink Pearl
- ペン: Crayola or Bic Kids
- マーカー、クレヨン、色鉛筆: Crayola
- ハイライター、油性ペン: Sharpie
- ホワイトボード用マーカー: Expo
日本の鉛筆メーカーといえばトンボか三菱かっていう感じですが、アメリカの鉛筆はTiconderoga(タイコンデロガ)がメジャーです。小学校での定番はNo.2のソフトです。
消しゴムはなぜかピンクのPaper Mate。
クレヨン、色鉛筆などはCrayola(クレヨラ)一択です。いろいろなメーカーのものがありますが、Crayola製品は発色がよくて色の種類も豊富です。
油性ペンやハイライターはSharpie(シャーピー)が一般的ですが、ホワイトボード用マーカーは Expo(エクスポ)が強いです。
文房具のなかには、日本と様式が違うものもあります。ちょっと迷ってしまうかもしれないアイテムはこちらです。
- ペンケース:Pencil Pouch or Box
- ノート :Composition or Spiral
- ノート、ルーズリーフ :Wide-ruled or College-ruled
- バインダーと仕切り(デバイダ):3 ring
- 12インチ定規:inches and centimeters
ペンケースにはプラスチック製の箱型(pencil box)と布製のポーチ型(pencil pouch)があります。
かわいらしさや特別な機能は全く求められてないので、超シンプルです。
ノートやバインダーも日本とスタイルが違います。
- ノートの形は2種類
→ Composition Notebook:糸でとじてある
→ Spiral Notebook:リングでとじてある - ノートの罫線の行間の幅が2種類
→ Wide-ruled:行間が広い(低学年向き)
→ College-ruled:行間がやや狭い(高学年向き) - アメリカのバインダーは3穴
日本の2穴バインダーは使われていない
定規(Ruler)の定番は12 インチ(30センチ程度)で、インチとセンチメートルの両表示があるものが使われています。
Amazonには新学期の文房具がセットになった「School Supply Box」もありますよ!
工作用具
工作用具もメーカー指定されていることが多いです。
こちらは工作用具の王道、ハサミ・ノリ・テープの定番メーカーです。
- ハサミ: Fiskars Kids Scissors
- ノリ(ボトルタイプ): Elmer’s School Glue
- ノリ(スティックタイプ): Elmer’s Purple Glue Sticks
- テープ: Scotch Magic Tape
アメリカでノリといえばElmer’s Glue!
白い液状のボトルタイプと、紫色のスティック状になっているものがあります。
クラスによりますが、うちの子の学校ではスティックのほうが主流です。
ディスカウントショップなどで売っている物の中には品質が悪く使えない物もあるので要注意です。
ハサミとノリはどの学年でも使いました。
テープはクラスにあるものを使えると思いますが、ペンケースに入れてる生徒もいたのでリストに入れています。
バッグ類
- バックパック
- ランチボックス
- ランチバッグ
- 水筒
日本の小学校ではランドセルが定番ですが、アメリカでは「バックパック」とよばれるバッグが使われます。
特に指定はないので、好きなタイプや柄のバックパックを選んでよいです。
ですが、毎日Chromebookや大きなバインダーを持ち帰るような場合は、肩の部分がしっかりした丈夫なものを選ぶといいですね。
お弁当箱(ランチボックス)もどんなお弁当を持っていくかによって、好きなものを選べます。弁当箱をいれるランチバッグも忘れずに!
水筒は多くの子が持ってますが、日本の水筒のような蓋がコップになるタイプのものは小学校で見たことありません。
飲み口がストローのようになっているか、ボトルから直接飲むタイプです。肩から掛けるストラップがついてないので持ち運びが不便です。
うちの子は肩掛け式の水筒ケースを気に入って使ってます!
衣類
- 靴
- 靴下
- 学校の規則にあう服
- ジャケット(落とし物が多い。必ず名前を書く)
アメリカの公立小学校は、キンダーガーテンを含み、みんな私服です。
基本、好きな服を着ていっていいのですが、肌の露出が多い服や、穴あきジーンズは禁止など、学校によって服装にもきまりがあります。
うちの子の小学校では体操服もなかったので、体育の時にも私服のままでした。体育(PE)のある日はブーツやスカートを避けて、思いっきり運動できる服装と靴を用意しましょう。
パーソナルケア用品
- ハンドサニタイザー(トラベルサイズ)
- マスク(必要があれば)
- ポケットティッシュ(必要があれば)
学校でも手洗いと消毒が習慣になって嬉しいですが、すぐに手を洗えない時にはハンドサニタイザーが役に立ちます。バックパックのなかにトラベルサイズの小さなサニタイザーをひとつ入れておくと便利です!
マスクは必須ではなくなりましたが、必要であればバッグに1~2枚入れておいてもいいですね。
以上、学校で使うものを私が思いつくかぎり紹介しました。
学年やクラスによって実際に必要なものは違うと思いますが、基本的に小学校で使うものはほぼ一緒ですので参考になれば嬉しいです。
サプライリストが配られる
学校が始まるとクラス担任から「サプライリスト」が配られます。
サプライリストは、そのクラスで必要な物のリストです。
新学期前にしっかり準備をしておけばほとんどのものはそろっていると思いますが、念のためリストにはしっかり目を通りましょう!
Wish List ~教室で使うもの
サプライリストと共に「Wish List」がのっていることもあります。
これらのアイテムは授業に参加するために必要なものではなく、オプション的なものです。
教室内でみんなで使うものが多く、生徒の家庭から寄付されるものでもあります。
Wish Listにはこのようなものがあります。
- 箱入りのティッシュペーパー(Kleenex Tissue)
- 除菌ワイプ・机ふき(Clorox disinfectant wipe)
- ハンドサニタイザー(Hand Sanitizer)
- ホワイトボード用のマーカー(Whiteboard Markers)
- ・・・
Wish Listの中で「これ持って行ってあげようかな?」と思うものがあれば積極的に協力しましょう!
Back to School 買い物はどこで?
新学期に備えた多くの物を準備するのに何軒ものお店をまわるのは疲れちゃいますよね。
文房具、工作用具、バッグや衣類まであらゆるものが全てそろう大型のお店といえば Walmart と Target!
8月には「Back to School Sale」の専用の売り場ができ、必要な用品を一堂に販売しています。
お店に出向く時間がなかなかとれない忙しいママの見方はやはりAmazonです。
Amazonなら店舗に比べてバックパックや衣類の種類も豊富で、子供が好きな柄を選ぶこともできますね。
特にかわいいお弁当箱などを買おうと思ったらやっぱりAmazon。
Back to School 特集もありますよ!
まとめ
新学年が始まることを意味する”Back to School”は、アメリカの子供たちにとって大切な時期です。
新学年のスムーズな準備のおともに、チェックリストを活用してくださいね!
あなたとお子さんの元気な学校生活の第一歩を応援しています!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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アメリカの教育政策は主に州および個々の学区レベルで決定されます。
日本国中どこでも同じ決まりのごとの中で過ごしてきた私たちにとってはなかなか面倒で慣れないことですね。