【アメリカの学校制度】K-12の意味~学年の数え方と年齢の早見表付き!
こんにちは、カリフォルニア在住のひっきーままです。
アメリカの学校のシステムは日本とずいぶん違うので、初めてお子さんがアメリカの学校に通うとなると戸惑うことも多いですね。
- 何歳でどの学年になるの?
- アメリカの中学校って何年生から?
- 高校には何歳からいくの?
などなど、私も時々お友達にきかれることがあります。
アメリカの学校について調べると、K-12、Middle School、Freshmanなど、日本ではあまり使わない言葉が次々に出てきます。
私も子供達が学校に通い始めるまで何も知らなかったので、色んな事に驚いたりあせったりしながら、ひとつずつ学んできました。
この記事では、アメリカの学校制度の基本となるK-12の意味、学年と年齢、小学校・中学校・高校の区切りを、日本との違いを交えながらわかりやすく説明します。
ことごとく日本と異なるアメリカの学校のシステム!しっかり理解して慣れていくためのお手伝いができたらと思います。
- K-12の意味
- アメリカの学年の数え方
- 年齢と学年の早見表
- アメリカの年度と学期の数え方
一覧表もつくったので、参考にしていただければ幸いです!
アメリカの学年は「K」から12年生まで

アメリカでは、小学校・中学校・高校に進むたびに学年を1年生から数え直しません。Kindergarten(キンダーガーテン)の次が1st Grade(1年生)で、そのまま12th Grade(12年生)まで続きます。
標準的には、5歳でKindergarten、6歳で1st Gradeに入り、17~18歳の12th Gradeで高校を卒業します。
ただし、誕生日の入学基準日(cutoff date)、州や学区の方針、転入時の判断などにより、同じ年齢でも学年が違うことがあります。
学校の区切りも全国一律ではありません。高校はGrade 9~12の4年間が一般的ですが、小学校と中学校の境目は学区によって異なります。
K-12って何のこと?
アメリカの学校の案内などでよく目にする「K-12」とは、Kindergartenから12th Gradeまでをまとめた呼び方です。
はじめの「K」はキンダーガーテンを表しています。
日本語にすると、おおよそ幼稚園の年長に近い学年から高校卒業までの教育段階を表します。
K-12:キンダーガーテンから高校卒業までの13年間の教育
学校関係の案内で「K-5」「K-8」と書かれている場合は、そのプログラムがキンダーガーテンから5年生、または8年生までを対象にしているという意味です。
K-12と義務教育は同じ意味ではない
K-12は教育の範囲を表す言葉で、全米共通の義務教育期間を表す言葉ではありません。
たとえばカリフォルニア州では、原則として6歳から18歳までが義務教育の対象です。キンダーガーテンへの入学自体は義務ではありませんが、K-12教育の最初の学年として位置づけられています。
Pre-K・TK・Kindergartenの違い
小学校入学前の呼び方も少しややこしいので、簡単に整理しておきましょう。
Pre-K(Prekindergarten/Preschool)|Kindergartenより前の幼児教育。年齢や対象条件はプログラムによって異なる
TK(Transitional Kindergarten)|Kindergartenの1年前に通う学年。カリフォルニア州の公立校で使われる呼び方
Kindergarten(K)|Grade 1の前の学年。多くの場合、Elementary Schoolの一部。一般にキンダーとも呼ばれる。
このように、1年生に上がる前にも複数の準備学習プログラムがあるため、ひとことで「キンダー=幼稚園」とくくるのは難しいところです。
キンダーガーテンは日本の幼稚園で思い浮かべるような2年~3年保育とは違います。
キンダーガーテンは小学校1年生になる前の準備教育の1年間です。読み書きや数の学習も充実しています。
カリフォルニア州では、2025–26年度から、その学年度の9月1日までに4歳になる子ども全員にTKが提供されるようになりました。
TKもKindergartenも通学は任意ですが、対象年齢と申し込み方法は学区で確認してください。
色々と日本と違いますが、あわてず学んでいきましょう!
アメリカの学校の種類~K-12

さて、キンダーガーテンをはじめとするアメリカの学校制度K-12のなかにはいくつかの学校があります。
日本の学校は、小中高 6-3-3制とどこも同じですが、アメリカの学校は全国で同じ区切りではありません。
5-3-4制、6-2-4制など学区によって区切りが違う
例えば同じカリフォルニア州内でも、うちの6年生の子はElementary Schoolですが、州内に住む同じ年のいとこは6年生でMiddle Schoolに行ってます。
うちの学区は6-2-4制ですが、いとこの学区は5-3-4制をとっているからです。
私はまったくその辺のことを知らなかったので、「え?そうなの!」とまたしても驚きました。
色々なパターンがありますが、よくあるのはこの3パターンです。
- 5-3-4制:小学5年・中学3年・高校4年
- 6-2-4制:小学6年・中学2年・高校4年
- 6-3-3制:小学6年・中学3年・高校3年
このほか、Grade 7~12をまとめたSecondary Schoolなどもあります。
面倒ですね、わかります!
アメリカでよく見られる学校区分
- Elementary School (K~Grade 5 か 6)➡ 幼稚園年長~小学校
- Junior High School / Middle School (Grade 6~8、Grade 7~8 など)➡ 中学校
- High School (Grade 9~12 が一般的)➡ 高校
Kindergarten は一般に小学校の中の一つの学年としてあつかわれます。
中学から高校あたりが、ちょっとまぎらわしくなります。
日本の中学にあたる学校には
- Junior High School
- Middle School
という二つのスタイルの学校がありますが、どちらに通うのかは学区によって異なります。
住む地域のSchool District(学区)の公式サイトで、その学校が何年生から何年生までを受け入れているか確認することが大切です。
Middle School と Junior High Schoolは何が違う?
Middle Schoolは 6~8年生、Junior High Schoolは 7~8年生または 7~9年生を含むことが多いものの、名称と対象学年は地域によって異なります。
なんで統一しないのか・・・? 分かりにくいですよね。
「Middle Schoolは生活面を重視し、Junior Highは教科を重視する」と説明されることもありますが、名前だけで学校の教育方針や授業の仕組みを判断することは難しいです。
どちらが良い・悪いということもないです。
学校によってもポリシーが違うので、実際の対象学年、時間割、選択科目、サポート体制は各学校の公式情報を見るのが確実です。
✏️アメリカの中学校!日本とこんなに違う授業・宿題・時間割・成績まで徹底解説! も合わせてご覧ください!
アメリカの学年の数え方

アメリカと日本、まだまだ違う事があります。
つぎは学年の数え方です。
アメリカの学年の数え方
アメリカでは「学年」をGrade(グレード)といい、1年生から12年生まで続けて数えます。
日本だと中学校になると中学1年生、高校だと高校1年生からのスタートになりますが、アメリカの場合、1年生は Elementary schoolだけです。
なので高校を卒業するときには12年生になっています。
この数え方に慣れてないと、いつまでも「うちの子は何年生だっけ?」なんて考えてしまいます。
アメリカの学年の呼び方
では学年の呼び方について。
「学年」はGrade(グレード)といいます。
- 1年生= 1st grade(ファーストグレード)
- 2年生= 2nd grade(セカンドグレード)
- 3年生= 3rd grade(サードグレード)
・・・と続く - 11年生=11th grade
- 12年生=12th grade
Kindergarten の年は(Grade-K)と略されます。
それから面白いことに、高校の4年間については学年ごとに独特の呼び名もあります。
- 9th grade : freshman(フレッシュマン)
- 10th grade :sophomore (ソフモア)
- 11th grade: junior (ジュニア)
- 12th grade: senior (シニア)
高校卒業の年の生徒は 12th grade の Senior になりますね。
私の勝手な感想ですが、アメリカの高校生の多くは大きいし、私服だし、化粧してるし、卒業するころには本当に「シニア」っていう感じの貫禄です。
✏️アメリカの学校文化に興味があるかたは「スクールマスコット&ラリーの役割と魅力!」も合わせてご覧ください!
アメリカの学年と年齢
特に日本からアメリカに転入される方などは「何歳の子供はどの学年になるの?」が気になるところですよね。
一般的に、Kindergarten は5歳、ピカピカの1年生は6歳からです。
ちなみに多くの学校は8月に始まりますが、いつ5歳の誕生日をむかえると入学できるのかは州によって違うので、お住まいの州のSchool Districtの案内を確認してください。
カリフォルニアではそ学年度の9月1日までに5歳の誕生日をむかえる子供がKindergartenに入学の対象となります。
✏️アメリカの幼稚園、小学校への申請は【アメリカのキンダーガーテン】申し込み手続きをしよう!をご覧ください。
次の表は、標準的な学年と年齢の目安です。
| 学年 | 学年度中の標準年齢 | 学校区分の目安 |
|---|---|---|
| Kindergarten(K) | 5~6歳 | Elementary School |
| 1st Grade | 6~7歳 | Elementary School |
| 2nd Grade | 7~8歳 | Elementary School |
| 3rd Grade | 8~9歳 | Elementary School |
| 4th Grade | 9~10歳 | Elementary School |
| 5th Grade | 10~11歳 | Elementary/Middle |
| 6th Grade | 11~12歳 | Elementary/Middle |
| 7th Grade | 12~13歳 | Middle/Junior High |
| 8th Grade | 13~14歳 | Middle/Junior High |
| 9th Grade (Freshman) | 14~15歳 | High School |
| 10th Grade (Sophomore) | 15~16歳 | High School |
| 11th Grade (Junior) | 16~17歳 | High School |
| 12th Grade (Senior) | 17~18歳 | High School |
*学校区分は代表例です。Grade 5~8の所属は学区によって異なる場合があります。
日本から転入するときは、年齢表を目安にしつつ、最終的な学年は受け入れ先の学校または学区へ確認してください。特に高校では、年齢だけでなく、これまでに履修した科目や卒業に必要な単位の確認も重要です。
アメリカの学校年度と学期の区切り

最後にアメリカの学校の年度と学期の区切りについてお話して締めたいと思います。
日本だと学校は4月に始まり、1年間に3学期ありますね。
アメリカの学校の1年間はSchool Yearとよばれ、夏休み明けの8月または9月に始まり、翌年の5月または6月に終わるのが一般的です。
具体的な開始日・終了日は学区ごとに異なります。
学期は・・・これがまた、学区によってまたは学校によって分けかたが異なるので、個別にチェックが必要です。
以下の3つの学期制があります。
- 2学期制:Semester System(1年を2学期に分ける)
- 3学期制:Trimester System(1年を3学期に分ける)
- 4学期制:Quarter System (1年を4つの期間に分ける)
うちでは、弟くんが通う Elementary school が3学期制で、お姉ちゃんの Junior High School は4学期制なので、学期末テストの期間も通知表をもらう時期も違います。
いやー、何かとわかりにくいんですよ。でもちゃんと覚えて慣れていくしかないですね。
まとめ|学年と年齢の早見表
アメリカの学校制度は、KindergartenからGrade 12までをK-12と呼び、学年を1年生から12年生まで続けて数えるのが基本です。
一方で、義務教育の年齢、小・中・高の区切り、学期の分け方は州や学区によって異なります。
学年の数え方や年齢についてなど、日本と違うことが多く混乱しがちだと思うので、この記事の総まとめとして一覧表を作ってみました。
主な3つのパターンにわけて、年齢ごとの学校と学年をまとめています。

この記事は「うわー!なんかややこしい!」と頭をかいているあなたのために書きました。
「どうして統一されてないの?」と思いながら、私も子どもたちの学校生活を通して、一つずつ覚えてきました。
学校の種類や学年について、色々まとめましたが、お役に立てると嬉しいです。 頑張っていきましょうね!
最後までお読みいただきありがとうございました!

うちの子は Junior High School に通いました。
ホームルームがなく、各自の時間割にそって時間ごとに教科の先生の教室で授業をとっていました。