こんにちは、カリフォルニア在住のひっきーままです。
アメリカ生活にパーティーはつきもの!
子供のバースデーパーティーは友達のお父さんやお母さんと話ができるいい機会でもあります。
我が家も今までに数々のパーティーを経験しています。
たくさんのお友達のパーティーにも行ってきました。
楽しいバースデーパーティーの思い出とともに「こんなパーティーもあるんだ!」というアメリカらしいパーティーの様子をお伝えします。
あなたのお子さんがバースデーパーティーに呼ばれた時、子供のバースデーパーティーを開きたいときに役立つ情報満載でお届けします!
バースデーパーティーの招待状
バースデーパーティーに招待するとき
お友達のバースデーパーティーに招待されたら嬉しいですねー!
アメリカのバースデーパーティーの招待状は「You are invited!」などと書かれたカードを使います。
今どきはオンラインで作ってメッセージで送るだけのことも多いですが、お店にも売っていますし、もちろん手作りでも素敵です。
テーマを決めてやるパーティーの場合、テーマに合わせて招待状もデザインしたり、手の凝ったカードを用意することもあります。
パーティーの招待状はクラス全員に!
もしお子さんのバースデーパーティーを予定されているのでしたら、招待状の渡し方に注意が必要です!
クラスメイトをバースデーパーティーによぶときは、クラス全員に招待状をだしてくださいといわれます!
「え? 30人全員をご招待?」
そんなことする人いるの?と思うかもしれませんが、はい、結構います。
たいてい全員を招待しても実際にくるのは数人ですが、私のお友達で「クラスの大半がきて大騒ぎのパーティーになったと」豪快に笑って話してくれた人もいました。
このように、学校でのポイントは、「クラスの全員が招待される」ことです。学校やクラスによって決まりがあるかもしれないので確認してみてくださいね!
ちなみに、ごく少人数の特定のお友達だけを招待したい場合は、その子の親に直接伝えるのが一番です。
お友達に招待された時の返事
お子さんがお友達から招待状をもらったときは、出席か欠席をホストに伝えてあげましょう。
招待状の中に「RSVP」という欄があります。これは「出欠の返事をしてください」という意味です。
RSVPのあとにホストの名前と連絡先があるはずですので、そこに返答します。
日付がある場合は、その期日前に忘れずにお返事をいれてくださいね。
おうちでのバースデーパーティー
おうちでのパーティーは、テーマを決めて趣向をこらしたものや、お庭でとことん遊ばせるものなどさまざまです。
年齢によってもパーティーの傾向がちがっているようです。
お父さんお母さんも用意は大変ですが、みなさん手慣れたもので本当に楽しそうにホストをしてくれます。
なかにはパーティーに行ったらたくさんの親せきが集まっていたこともありました。子供の誕生日をおじいちゃん、おばあちゃん、親せきもお友達もみんな一緒にお祝いするなんて素敵!
もう一つ、バースデーパーティに欠かせないのがピニャータ!
ピニャータとは人形や何かのテーマをかたどったくす玉のようなもので、中にはキャンディー(お菓子)がいっぱい入っています。
これを高いところからぶら下げて、目隠しをした子供たちが棒でガンガンたたくんです!
なかなか当てるのが難しく、周りの子達は「もっと右!」なんて大声でいいながら順番を待ってます。
いざピニャータが割れたら中からお菓子がいっぱい降ってきてみんなでワイワイ拾っていくんですが、なかなか盛り上がります。
バースデーパーティの種類とアイデア
テーマパーティー
テーマをきめてのパーティーです。
子供が好きなキャラクターや映画をテーマに飾りつけをしたり、ひとつの色をテーマにしてその色の服で集まってもらったり楽しみ方はいろいろ!
パーティーを開こうと思ったら、簡単に準備できて面白がってもらえるのでこれが一番かな?
逆にとことんテーマにこだわった凝り凝りのパーティーを開いてくれるお家もあります。
多いのはやっぱりディズニー系ですね。
ハリーポッターがテーマのパーティーに行ったときは、みんなハロウィンさながらのコスプレでした!
バウンスハウス・パーティー
超大きなバウンスハウス(またはジャンパーともよばれます)をレンタルして、子供たちに思いっきり飛び跳ねて遊んでもらいます。
こういうのができるパーティーだと、クラス中の子供を招待しても退屈させません。
アメリカにはかなり広いお庭がある家がたくさんあります。ふつうに庭にトランポリンがあったりブランコがあったり、子供たちもお庭であそぶだけでも楽しそうです。
プールパーティー
プールがあるおうちは、夏にはプールパーティーで決まりですね。
みんな喜んで飛び込みます! 集合アパートやコミュニティに属する家などは共同エリアにプールがあるところもあります。
工作パーティー
集まってくれたお友達といっしょに工作 (craft) したり、小物を作ったりしながらすごします。
色んな材料をテーブルに並べてすきなものでパーティーハットを作ったり、ビーズでブレスレットを作ったり、アイデア次第でいろんな工作ができます!
ゲームパーティー
ゲーム大会ですね!
お庭でおもいっきり遊べるゲームをしたり、室内でテレビゲームをしたり。
うちのお姉ちゃんのお友達のパーティーでは、子供たちみんな庭にでて水鉄砲で水をかけあったり水風船をぶつけあって遊んできました。
みんな大はしゃぎで面白かった!
レーザータグ パーティー
ちょっと大きなお子さんだとレーザータグ (Laser Tag) が人気です。
イベント業者が出張でレーザーガンと砦の一式をもってやってきてくれます。
チームに分かれてレーザーガンを撃ちあって(安全です)対戦するゲームで、庭全体が戦いの場になって白熱します!
チームに分かれて対戦したり個人戦だったり、4~5回戦くらいできるようです。
ホストが先頭に立って指揮をする必要はなくて、業者の人が仕切ってくれます。
バースデーパーティーでの食べ物
バースデーパーティーではピザが定番!
とっても大きいパーティーサイズのピザをドーンと出してくれます。
なかでもチーズピザとペパロニピザがアメリカでは定番です。
他の主役級はサンドイッチやロール系の手づかみで食べれるものですね。
お菓子はポテトチップス、ポップコーンなどの袋菓子や小袋入りのチョコレート類(キャンディーとよばれます)などが並びます。
飲み物はカプリサンなどのパックになったものや、缶ジュース、水のボトルを用意してあることがほとんどです。
バースデーケーキはとにかく大きい!そして甘い!
アメリカのバースデーケーキは味はどれも似たようなもので、飾りが勝負です。原色のクリームで鮮やかに飾られたケーキはすごい迫力!
ケーキの代わりにカップケーキをたくさん用意しているおうちもあります。
紙皿、ナプキンとともに使い捨てのテーブルクロスの上にならべて、パーティーが済んだらテーブルクロスごと全部包んでゴミ箱へと、速攻で片付けられるようになってます。
バースデーギフト
楽しく遊んでケーキも食べた後はいよいよバースデーギフトを開けていきます。
ひとつづつバッグを開けてカードを読み上げ、プレゼントを開けて大喜びです!
もらうと嬉しいプレゼントですが、贈る側になった時には何にしようかと迷いますよね。
その子が好きなキャラの小物やアクセサリー、アート系のもの、文具、オモチャなど、自分のお子さんと一緒に選びに行くといいですね。
金額は親しさにもよりますし、地域によっても違いがあり一概には言えませんが、小学生の誕生日パーティーなら$10~$30くらいですかね。
あまりよく遊ぶわけでもないクラスメートだったら$10程度のギフトで十分です。なんなら、カードだけでも十分です。
ギフトは不要ですよと言ってくれる方もいます。
誕生日をむかえた子を祝って楽しいひと時を一緒に過ごしてくれる事が何よりの贈り物です!
パーティーの終わりにはParty Favor
しっかり遊び、ケーキも食べ、ギフトも開けたあとは、そろそろお開きです。
お友達が帰る前にはホストがParty Favor(パーティーフェイバー)をみんなに渡してあげます。
Party Favorとはお菓子や小さなオモチャなどをいれたバッグで、「パーティーにきてくれてありがとう」の気持ちです。
Goody Bagともよばれます。
家以外の場所でのパーティー
パーティーはお家ではなく、でかけちゃいましょうという事もあります。
実際に行ってとてもよかったのがアート教室でのバースデーパーティー。
集まったお友達みんなにアートの先生が油絵を教えて、みんなそれぞれに絵を描くというもの。みんなとても楽しんでいました。いい思い出になったし、今でも部屋に飾っています。
屋外でバースデーパーティーができるところ
公園でバーベキュー
多くの市の公園では一部のエリアを予約すると、テーブルとバーベキューピットがついた一角を貸切って使うことができます。
大きな公園では毎週のようにパーティーが行われています。
所在地の市や郡のウェブサイトから予約ができます。
チャッキーチーズ(Chuck E Cheese’s)
大きなネズミのマスコットでおなじみのチャッキーチーズは、特に小さなお子さんに人気のバースデーパーティースポットです。
店内は小さな子供でも楽しめるゲームセンター(アメリカではarcadeといいます)になっています。
誕生日のグループにはゲームに使えるコインやカードを渡され、ゲームをすることもできるし、室内ジャングルジムのようなアクティブ系の遊びもできます。
誕生日の子供はセンターステージでお祝いしてもらえます。
いくつかのバースデープランが用意されていて、ランクによって遊びに使えるチケットの量や特典が異なります。
全てのプランに含まれるのは、2時間のテーブル予約、チャッキーショー、ピザ(一人2スライス)&ドリンク、ゲーム券等です。
体操教室(Gymnastic)パーティー
アメリカでは体操教室(Gymnastics)がとても多いことに驚きますが、多くの体操教室でもバースデーパーティーを受け付けています。
子供たちは解放された練習場でトランポリンやマットで遊んだりできます。 パーティーには体操のコーチがついていますので、安心して遊ばせてあげられます。
ボーリングパーティー
これも定番ですね。特に上級生だとボーリングが好きな子供たちがたくさんいます。
いくつかのレーンを貸し切ってピザと飲み物をつけるパーティーコースなどがあります。
子供ミュージアム
子供ミュージアムなども人気の場所の一つです。
パーティープランを予約するとミュージアムの一角を貸し切りで使えて、パーティーの後もそのまま子供達とミュージアム内で遊んで一日楽しく過ごせます。
市民プールパーティー
自宅の庭にプールがなくてもプールパーティーはできるのです!
市が運営しているプールでもパーティールームを設けてあるところがあったりします。
市民プールといっても、スライダーがあったり大きな遊具が設置されているプールもありますので、泳げなくても楽しく遊べます。
学校でバースデーのお祝い
アメリカの多くの小学校では誕生日の生徒を全校またはクラスでお祝いしてくれます。
校内放送とクラスでのお誕生日祝い
私の子が通う学校では、朝の放送で(毎朝、放送朝礼のようなアナウンスが各クラスに流されています)その日が誕生日の生徒の名前がアナウンスされます。
担任の先生や学校の方針にもよりますが、クラス内で小さなお祝いをしたい場合、先生にお願いして下校前のわずかな時間を割いてもらうこともできます。
クラス内では誕生日の子の親がクッキーやクラッカーなどクラス全員で食べてもらえるようなお菓子を差し入れしたり、鉛筆や消しゴムなどの小さなグッズをクラス全員に配ったりして「お楽しみ会」のような雰囲気です。
まとめ
アメリカの小学生のバースデーパーティーの様子をご紹介しました。
お家でもお外でも、アイデアにあふれるパーティーがたくさんです!
どんなパーティーをしようと、肝心なのはお祝いするハッピーな気持ちとその場を楽しむことです!
お友達とワイワイするだけでも子供たちは大喜びです。
パーティーをひらくほうは準備も大変だと思いますが、子供と一緒に愛情いっぱいの誕生日を過ごしましょう!
うちの子たちも何回もクラスメイトからの招待状を持って帰ってきました。
名前を聞いたこともないクラスメイトのこともあります。