こんにちは、カリフォルニア在住のひっきーままです。
春の陽気に気持ちもほっこりするこの頃、５月の第2日曜日には母の日のお祝いがありますね！
アメリカで母の日は「Mother’s Day」とよばれます。
アメリカで母の日を向かえるママのあなた、アメリカでは母の日をどう祝うか知っていますか？
日本とアメリカでは母の日の過ごし方にずいぶん違うところがあります！
この記事では、家族で過ごす時間をとても大事にするアメリカの、母の日のお祝いの仕方を紹介します！
- アメリカでは母の日にどんなお祝いをするの？
- アメリカと日本の母の日の違いを知りたい！
- 母の日に何をしたらいい？
同じ祝日でもいろいろな祝い方があって面白いですよ。アメリカで母の日を過ごすあなたの参考になると嬉しいです！
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ジャンプできる目次
アメリカの母の日 ～ 日本との違い
日本の母の日には自分の母親に対して感謝をあらわすのが一般的ですよね。
ですが、アメリカでは自分の親でなくても、母親であるすべての女性に対してみんなが感謝と敬意をあらわします。
日本では母の日といえば「お母さん、ありがとう！」ですが、
アメリカでは「Thank you, Mother」ではなく、「Happy Mother’s day!」と言います！
「ありがとう！」というより「おめでとう！」という感じがでていますね！
驚くことに、家族ではないひとにも「Happy Mother’s Day!」を声をかけて祝います。
核家族が多いアメリカではありますが、家族としての愛情や絆を大切にする風潮があるのも確かです。
何かのお祝いのたびに家族総出でにぎやかなお祝いをするのも特徴的です。
また、母の日は、単に実の母親に感謝するだけでなく、女性たちが社会で果たす役割や貢献を讃える日でもあります。そのため、母親であることに限定されず、女性たち全般に感謝の気持ちを表現することもあるのです。
毎年母の日には、アメリカ大統領が「母の日の宣言（A Proclamation on Mother’s Day）」をするのが習慣です。
バイデン大統領はアメリカ中の母親に対して、「私たちを育み、導き、無私の精神と勇気をもって私たちの国を築き維持してきた存在」として大きな敬意を表しています。
誰に感謝を伝えるの？
日本と一緒で子供から母親への感謝の気持ちを伝えるのがやはり一番です。
でも自分の母親以外にも、「Happy Mother’s day!」を伝えるのがアメリカの母の日！
夫から妻へ
子供がいるカップルは、自分の母親だけでなく奥さんにも「Happy Mother’s Day！」と感謝の気持ちを伝えます。
母の日にはお花屋さんやスーパーでも花を買っていく男性の姿をよくみます。豪勢な夕食をつくったり片づけまで全部やってくれる旦那様もいますね。
友達や知り合いの、子供がいる女性へ
アメリカでは自分の家族でなくても、子供がいる女性には「Happy Mother’s Day！」といいます。
子育て中の友達にメッセージを送って、ねぎらいの気持ちを伝えることも多いです。
感謝の気持ちというよりは、「いつも母親としてがんばってるね、素敵な母の日をすごしてね！」というような思いをこめてのメッセージです。
街で会う子育て中の女性へ
友達でなくても、子供と一緒に買い物などに出かけていると、お店の人から「Happy Mother’s Day！」と声をかけられることもあります。
とってもフレンドリー!
ハッピーなメッセージは誰と伝えあっても気持ちの良いものです。
私も長女が生まれて初めて母親になった年に、たくさんのお友達にメッセージをもらいました。
見知らぬ人にまで声をかけてもらったりして、びっくりしたのと同時にとても幸せな気分になったものです。
そして自分の母への感謝の気持ちもいっぱいになりました。
アメリカの母の日の過ごし方
家で一緒に過ごす
アメリカで一番の母の日の過ごし方は「一緒に過ごす」こと。
ご主人や子供たちがご馳走を作ったり、離れている母親には電話をしたりビデオコールをしたりして「母の日を一緒に過ごす」ことをメインにしています。
特別に用意た食事をみんなで楽しみ、ゲームをしたり映画を見たり、愛する家族とそろってワイワイする時間はお金にかえられない幸せな時間です！
うちの子も母の日には朝からパンケーキを焼いてくれたり、マッサージをしてくれたり、はりきってくれます！
感謝の気持ちを言葉と行動で伝えてくれる子供達を見ているだけでとても幸せな気持ちになります！
カードを渡す
母の日に欠かせないのはカードですね！
カードの内容は日本と同じように、お母さんへの感謝の気持ちやどんなにお母さんが大好きかを伝えるメッセージです。
お店でも母の日カードコーナーが大きく設けられています。手作りのカードも素敵です！
レストランで食事
母の日には朝や晩に外食する家族はとても多く、どのレストランもいっぱいです！
朝食メニューにこだわったお店もたくさんあります。
教会に行く家庭では、朝の礼拝帰りにブランチに立ち寄るということもよくあるようです。
夕食には多くの家族がレストランでのんびり食事を楽しみに行くのですが、特に人気のレストランは長い列ができること間違いなしです。
私も以前レストランで働いていたことがありましたが、母の日は息をつく間もない忙しさでした！
外食を予定されているかたは、事前に予約を入れるか、混みだす前に早めに行くことをお勧めします！
母の日の人気ギフト
母の日ギフトで一番人気はカードとお花です！
遠方に住むお母さんにはお花をオンラインでオーダーする人も増えているようですね。
小さな子供達からはお手伝いクーポンやマッサージクーポン（肩たたき券みたいなものですね）、手作りの小物などをもらうこともあります。
いつも忙しいお母さんにはネイルサロンやマッサージ、スパの招待券など、ゆっくりと自分の時間を過ごしてもらえるギフトも喜ばれるようです。
ハイキングをしたり、ビーチで一日のんびりしたり、家族みんなで特別な思い出を作ることも素敵な贈り物です！
普段なかなか会えず、気持ちを伝えられない日本のお母さんにもお花を贈ってみませんか？
母の日のイベント
母の日には、町のあちらこちらで母の日のイベントが行われます。
レストランやホテルなどでも母の日に特別なイベントを開いたりしています。
ブランチやティーパーティー、ライブミュージックなどを行うところもあるようですので、ちょっとおしゃれなお食事と贅沢なひと時をすごしたいかたは、お近くのイベントをチェックして予約してみるもの良いかと思います。
母の日ブランチ
母の日には、レストラン、ホテル、地域のレクレーション部などでお祝いイベントが開催されています。
その中でも「母の日ブランチ」は特に人気です。
また食事のあとには、マッサージやネイルアート、フラワーアレンジメントなどのアクティビティが行われているところもあるので、リラックスしたいママへのプレゼントにもいいですね。
母の日ティーパーティー
軽食とお茶会を楽しむには「ティーパーティー」も人気です。
私たちは子供ミュージアムで開催された「アリスのティーパーティー」という母の日のイベントに参加しました。
ティーパーティーでは、集まったママも子供達も、いつもより少しおしゃれな恰好で「ちょっと特別」感！
不思議の国のアリスのキャラクターがホストとなって、クッキーと紅茶（子供にはジュース）が用意されました。
テーブルには綺麗な花も飾られ、素敵な雰囲気の中で子供達と贅沢な時間を過ごすことができました！
ティーパーティーなどのイベントは事前登録が必要なので、早いうちに地域のイベントのウェブサイトなどをチェックしておきましょうね！
小学校でもイベントが！
小学校に通う年頃の子供たちは、学校でも母の日のカードやギフトを作ったりしてくれます。
キンダーガーテンや1年生くらいだと、子供と一緒に過ごせる母の日イベントなどがあることも。
うちの子の学校でも母の日のティーパーティーをひらいてくれました。とても素敵な一日でしたよ！
母の日サービスプロジェクト
地域や教会では母の日にむけて、各種のサービスを無料で行っているところもあります。
私の地域の教会では、シングルマザーを対象に車の点検を無料で行ってくれるイベントがありました。
数人のメカニックが、オイルやブレーキなどの簡単な点検、必要な車にはオイルチェンジやフィルター交換のサポートも行ってくれました。
母の日のフォトブース
母の日には、多くのショッピングモールなどにフォトブースが設置され、素敵な写真を撮影できます。
フォトブースは、花や風船などの飾りで華やかな雰囲気。また、大きなハート型のフレームが用意されていたり、親子で写真を撮るのにぴったりです。
まとめ
アメリカの母の日の祝いかたについて紹介しました。
アメリカの母の日はすべてのお母さんたちを敬い祝福する日なんですね！
カードを渡したり食事にいったり、離れていても電話をしたりして、感謝やいたわりの気持ちを伝えることが一番のお祝いの仕方のようです。
電話もレストランも、母の日は一年で一番忙しい日なのです！
場所は変わっても母への感謝の気持ちは変わりません。
母の日には愛情いっぱいの言葉で特別幸せな時間をプレゼントできるといいですね！
最後まで読んでくださってありがとうございます！
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いつも忙しい妻に、「たまにはゆっくりしてもらいたい」という夫の気持ちは日米共通のようです。