アメリカ子供と学校

【アメリカの小学校の遠足】フィールドトリップ、日本とはここが違う!

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こんにちは、カリフォルニア在住のひっきーままです。

子供たちにとって遠足はいつもワクワク!

学校の外に出られるのはもちろん、日常とはちょっと違った体験ができる特別な日ですよね!

私の子供達も遠足のお知らせが来ると指折り数えてその日をまっています。

アメリカでは遠足を Field Trip (フィールドトリップ) といって、近くの公園へ行くようなものからバスで1時間もかけて行くようなものまで様々です。

そんなアメリカの遠足、ちょっと日本と違うところもあるんですよ!

今日は子供たちの遠足を何度となく見てきた私が、アメリカと日本での違いをお伝えします。

この記事を読むとわかること

  • アメリカと日本の遠足の違い
  • アメリカの遠足の面白さ
  • 子供の遠足で親ができること  

遠足に親が同行できる!

遠足のランチタイム

まず一番の違いは親が遠足に付き添いで同行できること!

これは驚きでした。

Chaperone(シャペロン)といって、生徒たちに付き添って面倒をみたり、現地でのグループ行動のリーダーになって先生のお手伝いをすることができるんです!

全ての遠足に行けるわけではないですが、遠足によってはクラスの保護者に「参加できるひといますか?」と呼びかけがあったりします。

付き添いのボランティアで得ることはたくさんあります。

遠足の付き添いをすると…
  • 我が子が学校のお友達とどんなふうに遊んでいるのかを見ることができる
  • 担任の先生と親しくなれる!
  • クラスの子のママ&パパ達とお話しして仲良くなれるチャンス!
  • クラスの子供達の顔を覚えられる
  • 子供が喜んでくれる(特に低学年のうちは)

私は子供が低学年のうちは何度も参加したので、子供と一緒に楽しい思い出をたくさんつくることができました!

いつも名前だけは聞いていたお友達ともおしゃべりして仲良くなりました。 嬉しい!

子供がクラスメイトと元気に遊ぶ様子がみれるだけでも何か安心。

こうやって毎日遊んでいるのかーと子供達を横目で見ながら、親同士の交流もはかれて、短いながら充実のひと時です。

結構あちこちへフラフラ行ってしまう子がいたり、言うことを聞かない子がいたり、大変な場面もありますが、楽しいことのほうが断然多いです。

アメリカの小学校では親のボランティア参加がわりとよくあります。

先生たちが手一杯のときには親の力を借りる、ということが何とも普通にできているのは、先生と親の両方にとっていい事なんじゃないかと思います。

親が学校と近い関係にあるのはとてもいいことだと思うからです。

まずは遠足の付き添い、クラスの子供達と仲良くなるチャンスでもあるので一度経験してみることをお勧めします!

遠足のお弁当(Sack Lunch)

サックランチ

遠足には「サックランチを持ってきてください」とよく言われます。初めて長女の幼稚園でこのお達しが来た時にはサックランチの意味がわからずググりました(笑)。

サックランチ(Sack Lunch)とは紙袋や使い捨ての容器にランチをつめて 食べた後は捨てて帰る、というスタイルのお昼ご飯です。

よく茶色の紙袋が使われます。

バックパックをもっていかない遠足では、クラス全員のランチを大きな箱に入れて運ぶこともあるので、袋には大きく名前を書きましょう!

サックランチの中身は、サンドイッチとフルーツに小袋のお菓子なんかが多いようですね。なかにはハンバーガーやさんのキッズメニューを袋ごと持ってくる子もいました。

うちの子はおにぎり大好きなので、遠足にはおにぎりをラップに包んでそれを袋にいれたり、紙製のランチボックスなどにいれて持たせています。

日本のように可愛いお顔をつくったり、豪華で鮮やかなお弁当なんかは作ったことありません!

小学校のランチについては【アメリカの小学校】ホットランチ?コールドランチ?ここが違う!もあわせてご覧ください。

でっかいおにぎり数個に卵焼きとチキンナゲットくらいで十分喜んでもらってます。

いつも学校からの給食を食べている生徒たちには、要望に応じて遠足用に学校給食を袋詰めして当日の朝渡してもらうこともできます。

忙しいお母さんたちには便利ですね!

遠足の目的地

学校遠足は、教育的または文化的な体験をすることを目的に行われます。

あらゆることが体験型の学習になることを考えると、遠足の目的地は様々です。

うちの子の学校でも、近くの図書館からバスで1時間もかかっていくところまで、色々ありました。

長女の遠足で Apple Store(アップル社の販売店)に行ったときは面白かった!

私も同行しましたが保護者の参加も多く、一番人気の遠足でした。

Apple Storeでは、生徒たちが実際にiPadを使って何ができるかを実践しました。

そのあとアップルのTシャツまでいただいてニコニコ。

帰りにはみんなでピザを食べて帰ってきました。

弟くんの遠足で面白かったのは、最近行ったばかりのディズニー映画鑑賞と監督との交流会です!

映画鑑賞の遠足の体験談は【アメリカの小学校】カリフォルニアの遠足、映画監督との語らい!で紹介していますので興味のある方はご覧ください!

地域の歴史にちなんだ場所も遠足の目的地になることが多いようです。

カリフォルニアでは、現住民が住んでいた村の跡地を訪ね当時の生活について学んだり、宣教師や先住人たちがいたミッションとよばれる地を訪ねることがあります。

ローカルの博物館や子供ミュージアムなども人気の目的地です。

毎年決められた遠足があるわけではない

日本では歓迎遠足、鍛錬遠足、お別れ遠足など一年を通して決まった遠足が決まった時期に行われますよね。

アメリカの遠足はわりと年によって変動があります。

何年生はどこ、と学年により毎年決まったものもありますが、そうでないものが多いです。

その原因は、年によって調達できる遠足費用が違うからなんですね。

アメリカの学校はその地域や学区によって調達できる学校の運用資金に違いがあります。

PTAがどれだけFundraiserなどによって資金をあつめられるかにもその差があらわれます。

遠足は特にその年の資金具合によって中止になったり変更になったりすることがあるようです。

長女のときには年に三度もあった遠足が弟が同じ学年になったときには一度しかなかったり。

予算がなかったのか、何の遠足も予定されていない年があったんですが、さすがに一つくらいということで(私の憶測)地域の図書館と公園にスクールバスで連れて行ってもらったこともありました。

校長先生や担任の先生方の方針も遠足に影響します。

以前の校長先生はアート系の教育に力を入れていて、長女が2年生と3年生の時はバスでモダンダンスを見に行く遠足がありました。

弟もとても楽しみにしていたのに校長先生が変わって以来その遠足自体がなくなってしまい、弟は行くチャンスがないままでした。 とてもがっかりです!

まとめ

小学生の大きな楽しみのひとつ、遠足について紹介しました。

日本とアメリカの遠足事情、いろいろ違いがあるようです。

でも、子供たちが学校を離れてウキウキして一日を過ごすのはどちらも一緒!

早朝から気合を入れておにぎり作って持たせるも良し、サンドイッチとバナナを持たせるも良し。

あまりお弁当の中身でキャーキャー言うこともないようなので楽にいきましょう!

ボランティアで遠足に同行できるチャンスがあれば是非一度参加することをおすすめします。

先生や子供達、そしてほかのパパ、ママとも仲良くなれるとても良い機会ですよ!

では今日も元気にいきましょう!

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