こんにちは、カリフォルニア在住のひっきーままです。
子供の遠足はいつも楽しみですね!
アメリカの学校の遠足ってどんなところに行くのかな?と想像をめぐらしちゃいますね。
目的地は様々ですが、先日うちの弟くんは、Mike’s Field Trip to the Movies という何とも贅沢な遠足に行ってきました。
今日はこの遠足の体験談をお届けします!
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カリフォルニアならではの遠足!
カリフォルニアといえばユニバーサルスタジオやハリウッド、そしてディズニーアニメなど、映画制作で有名ですよね。
弟くんが行ってきたのは、そんなカリフォルニアならではの映画にちなんだ遠足です。
ただ地元の映画館に映画を見に行くというものではありません。
歴史ある大きな劇場でアカデミー賞にノミネートされた映画を鑑賞し、監督との交流の機会も設けられているという何とも贅沢な遠足なのです!
Mike’s Field Trip to the Movies とは ?
カリフォルニア州サンタバーバラ郡では国際映画祭という催しがあり、2022年は3月2日-12日まで行われました。
今回私の息子が通う学校も参加した「Mike’s Field Trip to the Movies」というのは映画祭の一環として行われる大イベントです。
サンタバーバラ郡にある小学校30校から約4000人もの生徒たちが招待されました。
イベントのメインはアニメーション映画の鑑賞と、監督とのディスカッション!
「地域の若者の創造的&文化的意識の向上」を手助けするイベントとして毎年大盛況です。
息子の体験記
今日はいよいよその遠足の日でした!
うちの弟くんにとっては2年ぶりの遠足。
自粛期間はすべての行事や遠足が中止になっていたので、今回はクラス中が待ちに待っていた遠足だったんです。
ということで、今朝のワクワク感は半端なかったです!
今日の目的地はサンタバーバラの Arlington Theatreという由緒ある劇場。
学校からは、「劇場に入るのに相応しい格好でくるように」お達しがありました。
なので今朝は、いつもよりちょっとカッコよいシャツやワンピースなどを着ている子が多かったです。
弟くんもいつもはなかなか出番のないボタンダウンのシャツを着ていきました。
少しキリっとした格好で、こどもたちの特別感も倍増です。
こういう「ちょっとフォーマルな世界に足を踏み入れる」ような機会があるのはいいですね!
ちょっとだけ大人びてみえる子供たちに胸キュンのママたち。
息子の学校はサンタバーバラ市内からはかなり離れたところにあるため、フィルムフェスティバル(SBIFF)直々で大型バスのお迎えがきていました。
いつものスクールバスじゃなく、大型観光バスでの行き返りの行程に大満足の様子!
The Arlington Theatreへ到着
さて無事に到着した劇場には、想像以上の小学生の団体がまっていました。
劇場は予想以上に広くて立派で、とても綺麗だったと感動していました。
映画館が素敵な街の中にあるような作りになっているそうです。
いよいよお待ちかねの映画鑑賞。
2021年秋に公開されたディズニーアニメ映画 “Encanto” が上映されました。
映画中には「Don’t Talk about Bruno」という歌がでてくるのですが、その歌は子供たちに大人気。
みんな歌詞も知っていて、この歌が流れるシーンになると会場中の生徒たちが大声で歌いだし大合唱になったそうです。
そんなにぎやかな映画鑑賞のあとは、映画監督である Jared Bushさんとの質問コーナーです!
監督のJared Bushさんは生徒たちから集められたたくさんの質問に答えて、楽しい時間をみんなと過ごしてくれました。
その中でも「Encanto」の二作目はあるの?の質問があったときには、会場中から拍手が沸きおこって、監督も満面の笑みをうかべてらしたとか。 期待大ですね。
興奮冷めやらず帰ってきた息子の話によると、観光バスでの往復は快適で、始終クラスメイトとのおしゃべりで盛りあがっていたようです。
映画に夢中で食べ損ねたお弁当のおにぎりを家に帰るなりパクパク食べ、楽しかった一日のことをたくさん話してくれました。
まとめ
今回はカリフォルニアならではの遠足(フィールドトリップ)ということでMike’s Field Trip to the Moviesを息子の体験談と一緒に紹介しました。
カリフォルニア本場の映画を通して、文化への理解や創造性を育む素晴らしい機会になったと思います。
アメリカの各地でも地域の特色にあわせてその地域ならではの遠足が催されているのではないでしょうか。
アメリカならではの遠足の数々を体験していく子供たちを見守りながら私たちも一緒に学び楽しんでいきましょう!