こんにちは、カリフォルニア在住のひっきーままです。
私の住むカリフォルニア州のセントラルコーストにはビーチがたくさんあって一年を通して多くの地元の人達や観光客でにぎわいます。
なかでもピズモビーチは人気の観光スポットです。
ビーチって夏だけに楽しむものだと思っていませんか?
ピズモビーチには冬限定で楽しめるおすすめスポットがあるんですよ!
ピズモビーチのモナーク・バタフライ・グローブでは毎年11月から2月頃までモナーク・バタフライの群れを見ることができます。
- カリフォルニアで日帰りドライブの行き先を探している
- ピズモビーチの楽しみ方を知りたい
- セントラルコーストで家族で楽しめるおでかけスポットを探している
ピズモビーチはカリフォルニアの真ん中あたりです。
ピズモビーチには、北の San Jose からも、南の Los Angeles からも車で3時間あまりでつきます。
朝からドライブして、一日のんびり遊んで帰っても日帰りできますね!
ピズモビーチ周辺におでかけの際にはぜひ立ち寄りたい場所です。
「お散歩 + ビーチ遊び」にくわえ蝶まで見られる、日帰りおでかけコースのモナーク・バタフライ・グローブは家族みんなで楽しめます。
私も二人の子供を連れて、今年もまた遊びに行ってきました!
大好きなピズモのモナーク・バタフライ・グローブのおでかけレポートをお届けします!
モナーク・バタフライ・グローブ情報
The Pismo State Beach: Monarch Butterfly Grove
Address:
400 S Dolliver St, Pismo Beach, CA 93449
Visitor Information Center:
805-556-7397
Reservation:805-474-2663
- 一年を通して利用できますが、10月後半から2月までの間はボランティアの人たちが現地案内をしてくれます。
- 案内時間:午前11時~夕方4時
- website:
https://www.experiencepismobeach.com/beach-and-outdoors/monarch-butterflies/
バタフライ・グローブへのおでかけレポート!
私たちはピズモのバタフライ・グローブが大好きで毎年のように訪れています。
今年は11月のサンクスギビング休暇の最終日を子供達とビーチで過ごしたいと思ってドライブしてきました。
ちょうどお昼ごろに到着!
いいお天気の日曜日だったので、たくさんの人が来ていました。
メインのビーチからは少し離れているので、観光客も断然少ない穴場的スポットです。
駐車場
101 North, Southのどちらから来ても最後は Dolliver Street (Highway 1) を南下することになります。
キャンプ場が右手にみえたらすぐです。
地図を見ながら近くになったら減速して駐車場をさがしてくださいね。
駐車場が小さいためすぐ満車になります。
ですが道路の両側のどこでも路駐できるので心配ありません。
駐車場も入場料も無料です。
モナーク・バタフライを見ながら散歩
小さな入り口から入るとすぐに蝶の絵があるスタンドが目につきます。
ここではお土産も売ってます。
真ん中の広場にはモナーク・バタフライの成長過程などを記したパネルがならんでいて、なぜたくさんの蝶がピズモビーチにくるのかも学べますよ。
10月後半から2月までの間はボランティアの人たちが案内をしてくれます。
モナーク・バタフライ(Monarch Butterfly)とは日本語でオオカバマダラという名の蝶の一種です。
鮮やかなオレンジ色に黒いラインがはいった、とてもきれいな蝶です。
カナダやアメリカ北部で夏を過ごした後、厳しい冬を越すために吹雪や嵐のないアメリカ南部や遠くはメキシコあたりまで移住します。
ピズモビーチは比較的気温も暖かく、モナーク・バタフライが休息しやすいユーカリの木(eucalyptus)が多く生育していて越冬地にとてもいい環境なのだそうです。
モナーク・バタフライは寒い時にはユーカリの木の高い枝に重なり合うようにとまっています。
群れになることで暖かさを保ち、風や天敵から守る役割もあるのだそうです。
午後の暖かい時間には羽を広げて移動したりヒラヒラと舞うのを見ることができます。
高く舞うたくさんの蝶の姿は、なんともはかなげで綺麗でしたよ!
うちのお姉ちゃんは「メガネ忘れて見えん。。」とがっかり顔。
蝶はかなり高いところに集まっているので、メガネだけでなく双眼鏡もあるとさらにいいです。
私は毎回思いついたら速攻でいくので、準備がわるくいつも持っていくのを忘れます。
- 蝶は散歩道から眺めるだけにしましょう
- 地上や舞い降りたり低く舞っている蝶を捕まえたり触ったりしないでくださいね
- ゴミはゴミ箱に入れるか、持って帰りましょう
歩いていると、一匹の蝶が地上に舞い降りてきました。
なかなか飛んでいく様子がありません。
一人が「そっとつまんで木にもどしてあげたら?」と言って近づいたところで、係の人がやってきて「触らずにそっとしといて」というのでみんなでそっと見守っていました。
数分すると、羽をパタパタしだしてまた空へ舞い戻っていきました。
ちょっと疲れた蝶は地上や木の枝で一休みして、羽を温め体力回復したら飛んでいくのだそうです。
せっかく近くで見られている間に係の人が蝶のオス、メスの見分け方を教えてくれました。
羽の黒い模様の色が薄く、真ん中あたりに黒い点の模様があるのがオスなんだそうです。
勉強になりました!
11月後半から1月半ばまでが一番多く見られる時期だそうですよ!
ユーカリの木がある場所は小さな一角で、わざわざこのためだけにくると、あっという間に一周回っておわっちゃうので、「これだけ?」ってなるかもしれません。
でもこのバタフライ・グローブ、蝶の観測をしたあとのお楽しみがさらに面白いんです。
散歩道をぬけて巨木で遊ぼう
バタフライ・グローブの奥ある小さな架け橋を渡ったその先はキャンプ場になっていて、それを囲むように散歩道が続いています。
のんびり歩いて散策していくと、なんとも大きな白樺の木が横倒しになっているのが見えてきます。
いくつも絡まったようにニョキニョキと伸びた枝が、ドドーンと横たわっているんです。
白樺の横たわった巨木は見るだけでも美しくて楽しいですが、、。
「こりゃ登らなきゃ!」とワクワクするスポットです。
枝の上を歩いて遊んでいるだけでめっちゃ楽しいです。
このエリアは同じように横たわった大木や木の茂みがたくさんあるので、ちょっとした休憩場所にもなります。
私たちは木に登ったり、かくれんぼをして遊んできました。
砂浜を散策
巨木エリアを抜けて歩いていくと、アイスプラント(可愛い花をつける浜辺でも育つ植物の一種)が砂丘いっぱいに咲いているのが見えます。
その先には真っ白な砂浜が広がっています。
ピズモビーチの砂はさらさらしていて本当にきれいです。
日が当たるところの砂はほんわり暖かく、はだしで歩くのがとっても気持ちいい!
私たちはここで追いかけっこをして散々はだしで走りまわってきました。
海辺で遊ぶ
白い砂はきれいで素敵ですが、それだけでは終わりません。
もちろん海であそべます!
ピズモビーチは遠浅です。何メートルも先まで浅い海岸なので子供を遊ばせるのにも最適!
冬でも、暖かい日には足を海の水につけてパシャパシャしたり、子供の砂遊びにもちょうどいいです。
もっと大きい若者層の多くは、ボールやフリスビーで遊んでたりします。
海岸線のずーっと北には、ピズモビーチのピア(桟橋)が見えますよ!
沈む夕日がまた格別です!
たくさん遊んだ後は、もと来た道を歩いてバタフライ・グローブへと戻って車へ。
蝶を見て散歩し、冬の海で遊んで帰る。楽しかったー!
まとめ
ちょっと出かけるつもりが結局一日遊んでしまう、モナーク・バタフライ・グローブへのおでかけレポートでした。
- 冬を越しにピズモビーチへ渡ってくるモナーク・バタフライの力強さと美しさ
- 巨大な木の枝に登る
- 砂浜と海で思いっきり走って遊ぶ
一日で三つの楽しさが全部味わえちゃいます。
自然に包まれて生きることの素晴らしさを改めて感じられる、我が家の大好きなおでかけスポットです。
冬のビーチも楽しいですよ!
とはいっても、ローカルの家族連れなどが好んで出かける場所なので、大きな観光地のように混雑しているわけではありません。